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そういうことか。

大絶賛原稿中です。
まだ行けるまだ増やせるという謎の呪文を唱えながら着々とページを増やしています……文庫サイズですが。100ページ超えは確定。
30ページ弱は、昨年出したコピー本からの再録です。これも少し書き足したいんだけどな……時間との勝負です、頑張る。

バロン組本ということになってますが、ローザの話が多いなぁ。
彼女は動かしやすいんですよ、実は。っていうか、セシルとカインがものすっっっっごく動かしにくい。
特にカイン。動かしにくいというか、ヤツは動かないからな!
セシルはまだ土壇場になると、いきなりキレてナナメ上に動き出すタイプなのでなんとか出来るんですけど……そこはやっぱり主人公だからなぁ、と思います。
カインはほんっと動いてくれない。まぁ十数年山に籠もるような男だからな……簡単に動くはずがないんです。そこが良いんだけど。


しかしですね、カイロザがちょっと手繋ぐシーン(たぶん想像しているようなラブラブとかそんな意味合いではないです。繋ぐというか握ったというか、言葉以上の意味はない行為)とか、肩を抱いてるシーンとか書いたんですけど、ぶっちゃけですね、カイロザ色気がなさすぎる!
どこまでも兄妹なんですよ、この二人。
そりゃあローザがカインに惚れるわけないわ!と妙に納得しました。ローザにとってのカインは完全に身内なんですよねー。お兄ちゃんなの。
緊張感が絶望的に足りないです。ハンパないほどの安堵感と安定感と信頼に満ちている組み合わせでした……。
そういう意味では、セシルとカインの間のほうが、とくにまぁ例のファブールだとか、TAのセシル殺す宣言の辺りだとか、緊張感とか色気があるよなぁと思います。

そう思ってしまうのは、私が腐ってるからなのかどうなのか……

余談ですが、途中でどうしても萌えたシーンがあったので、ストーリー上は三行くらいで済ませても構わないセシルとカインのシーンを長々と書いてしまいましたw
派手に怪我して立ってられないカインにセシルが手を貸したり肩貸すのは萌えるんです。これが他の人だと、カインは絶対に手も借りないし差し伸べられても大丈夫だって突っぱねるんだけど、セシルにだけは触れさせる(というかもう立ってられなくて自分から寄りかかっちゃう)とか、たまらんな!と思うのです。
ポイントはあくまでカインは意識があるってとこ。怪我して死ぬほど痛いし起きてるのもしんどいんだけど、っていうギリギリのところが良い。
これが逆だと、セシルさんの意識が完全になくて、気を失ってるセシルを介抱するカインに萌えます。
TA真月編のバロン城での萌え叫ぶポイントその1はこれだった。なんでローザじゃなくてカインがセシルを介抱してんだよ!と盛大に突っ込みながら大いに萌え死にました。
はやくここ見たいんだけどな(今、月の民編の終盤です)。

話は逸れましたが、セシロザ+カイロザとか言ってますが、相変わらず恋愛要素がどこにあるんだか明確にはよくわからん本です。
別にセシルとカインがローザを巡って火花散らすような展開はどこにもないので、お気軽に読んで頂けたらいいなーと思ってます。


とりあえず原稿、ひとまず表紙描いてきます。
まだ真っ白!
でも明日中に完成させる予定……。
表紙が早く描き上がれば描き上がるほど、本文が増えますw
短編集なので、いくらでも増やそうと思えば増やせるんだもん……ネタだけは尽きないので。

では!

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