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なんとか

原稿はなんとかなりそう……かな?
一応、最後の章を書いている。あと10ページくらいかなぁ。どうかなぁ。最終章に入ったばかりなのでふわふわしているw
ちなみにこの最終章、12年前に出した本でちらっと触れてる話だったりする。
そんな、誰も知らん本と繋げてどうするのか(笑)
最初に出した本なんですけど(正確にはカイセシで一番最初に印刷所に出した本。コピー本はその前に1冊だけ作ってる)、短編集だったので余力あったら該当の話だけコピーして配布しますね。
そういやそういうネタ書いたな大昔に……とふと思い出してしまって、どんな書き方したっけ?と読み返してみたんだけど、さすがに文章が恥ずかしかったです、書き慣れてない感じで。
でも書いてる内容というか、根底は今とあんまり変わってなかった。
だから今更繋げてみようとしてるんだろうけど。


ちなみに揉めてる話の予定と言ってましたが、書いてみたらさほど揉めませんでした。
なぜならカインにそんな気力がないから。
試練の山に行っちゃう直前のカインなんで、もうなんか精神的に疲弊しまくってて、揉めようがない。ということに書き始めて気付きました。

以下若干の新刊ネタバレというか内容に触れてます。




でもそれセシル的にはけっこう不幸だろうとは思うんですよね。
好きの反対は無関心ってよく言いますけど、セシルはカインにとって自分がその他大勢と一緒にされるのが我慢ならないので、関心を持ってもらえないよりは、お前を殺すでもいいので特別でいたいわけですよ。
ただ、この時期のカインとしては、セシルに対して何か強い感情を持ったら自分が何するかわかんないので怖いってのが真っ先にあって、結局根底にあるのはセシルに対する愛情ではあるんですよね。
何もなければ何も起きないので。要するにやっぱり愛の反対は無関心。だからできるだけ今はセシルに対してフラットでいたいっていう。もうこれ以上セシルに何かしたくないわけで。さっさと身辺整理して出て行きたい。

そんなすれ違いの話です。たぶん、そういうこと(書いてる人がふわふわしているw)。
まぁカイン視点のシーン、全然ないので(プロローグとエピローグだけの予定)カイン側の事情はほとんど何も書いてませんが。

んで、今回の話がハッピーエンドなのか否かって点についてですが、最終的に行き着くところってTAなんですよ。
帰る場所の話って前にちらっと言いましたが、カインにとっての帰る場所がどこだったのかって、公式が作中で答えを出しているので、まぁそういうことです。
これたまに言ってますが、TAに繋がる以上は途中でなにがどうしようとハッピーエンドなんだよな(笑)
ごちそうさまです!



ということで、明日の夕方くらいまでには最後まで行き着くだろうか。んで推敲して、日曜にもっかい推敲と装丁やって、月曜の夜に入稿かな。
装丁はどちゃくそシンプルになると思います。
とにかく色入れたくなくて、なので特殊印刷に出そうかとも思ってたんですが(透明箔とか空押しとか考えてた)、結局白インク印刷になりそうです。
黒い紙に白インクのみ。
これはこれでセンスが問われるので、表紙のデザイン頑張ろうと思ってます。
一応プロなので……まぁ最近ぜんぜん仕事で何も作ってないけど(笑)指示出ししかしてないし。
同人続けてるのは、プライベートで半年にいっぺんくらいは何か作らないとクリエイターとして死にそうだからだったりする。
形に残るもの作っとかないと不安になる……

という私の事情はさておき、タイトルもけっこう早いうちから決まってて『Anywhere Nowhere』です。
間にカンマいれるかスペースにするかでまだ悩んでるけど。
しかし帰る場所がテーマでこのタイトルってわりと不穏だなw
とにかく不安定さを書きたかったので。表紙に色入れたくないのも同じ理由。

とりあえずけっこう形が見えてきましたよっていう話でした。
さて原稿戻ろう。

あ、オペオムはまだ最後やってません!
やっぱり原稿終わってからにすることにした。