ヴィンセント誕生日おめでとう！！！！！
――って書き出しをしたのは十何年ぶりだろう……十六か七？？？
いや、べつに毎年忘れてるわけではないんですよ。
何せ、私がそれなりに推してるFFキャラで唯一誕生日が判明してる人なので（4は設定ないし、セフィロスもザックスも不明だし）。
FF7メインで活動してた頃、「誕生日設定ある作品なのに祝える推しキャラが一人しかいないとはどういうこと？」と思ってました。
そんな訳で、記念小説こちらです。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26176142
では以下、後書きなので、読み終わったあとにどうぞ。
さて、なんだって十五年以上ぶりに誕生日話を書く気になったのかと言ったらもうエバクラの存在しか理由はないのですが！！！
なので、この話、本当は去年書いて公開するつもりでした。
ちょうどヴィンセント実装直後くらいだったのかな。
ポータルとかいう便利アイテム使ったら、ヴィンセントにおめでとう言うセフィロスが存在してしまうな!?と。
その瞬間、一気にネタは出来上がってまして。
ポータルで神羅屋敷に飛ばされた少年セフィロスがヴィンセントを起こしておめでとうを言う。初対面（うちの設定だとほんとは違うんだけど）の相手になんでそんな気安く言えたかっていうと、それはグレン君たち3人の影響で、「俺の仲間たちならそうすると思ったんです」って台詞を入れることはこの時に決まってましたね。
で、プレゼントなくてごめんなさいってちょっとしょんぼりするセフィロスに、ヴィンセントが「最高の贈り物をもらったから気にするな」って言う話。
っていうネタというよりプロットに近いものがその時にぶあーっと出てきていて。
ただちょうど去年のこのくらいの時期から、公私ともにいろいろと……本当にいろいろとありまして（結局、年明けに倒れてそこから数ヶ月休職していた程度には）。
書く時間と余裕が捻出できなかったことを1年ずっと後悔していて。
今年やっと形に出来て本当に良かったなと思ってます。
1年熟成させたせいですかね、書き始めたらどんどん長くなる（笑）
普段FF4書いてる時はよくある現象なんですが、7は時々書いても予定通りかむしろ短くなっちゃって、ページ足りんぞ……ってなることが大半だったので、ちょっと吃驚しました。
予定では5000字くらいのつもりでしたが、12000字まで膨らみましたねｗ
今回書くにあたって、二人が屋敷内を探索する流れを足しました。
7になると細かい原作シーンの確認になるとYouTube漁ることになるので、PS版とかDCとかちらほらと動画見てたら、そういえば神羅屋敷っつったら謎解き要素だよな、と思いまして。
じゃあ二人に暗号文でも解かせてみようかと。
で、その答えはヴィンセントがいた棺で、ポータルのマテリアをセフィロスに渡すところで、最後のシーンに上手く繋がるなーって。
実は最初に、ほんっとの最初に出した個人誌は、仕掛け絵本風のコピー本だったんです。
子セフィが神羅屋敷のあちこちにヒントを仕込んで、ヴィンセントがそれを解くっていう話。
なんか原点回帰だったなと自分で書いてて思いました。
しかし良いですね、ヴィンセントと少年セフィロス。
以前はずっとターヴィン子セフィを中心に書いていて、たまーに大人のセフィロスとの話を書いたりもしてたんですが（そっちはエロが多かった気がするｗ）。
子セフィだとどうしても語彙が足りないので、少年セフィロスそこが解消というか、むしろ頭の回転の早い子なので、会話を書いててほんと楽しかった。
ヴィンセントも詩的というか、凝った言い回しする系だけど、それにキレのある答えを返せるので、やりとりが楽しくて楽しくて。
おかげでこんな長さになりました、はい。
ところで書いていてふと疑問に思ったんですが。
ポータル通った側は記憶無くすで確定している設定ですが、残ったほうはどうなるんですかね？？？？
例えば例のハロウィンイベントでセフィとグレン君が過去のニブルに行ってますが、あの騒動はニブルの人たちの記憶には残ったのかな？？？というのが今最大の謎。
今回書いたこの話の記憶はヴィンセントに残るのかどうかっていう。
残ったら残ったで面白いな？とは思いながら書きました。
あんなにあの時幸せそうにしてたのに、何故そんなことに……（あんたが起きないからだよ！！！！！！）って、さらに罪を背負うヴィンセントは悪くない、むしろエモい。
どうですかね!?
オペオムでアンジールと会った時に、こんなしっかりした親友がいたのに何故ってヴィンセント言ってたのもちょっと影響を受けてます。
今回はFS1章のセフィロスなので、アンジールではないですが。その代わりにグレン君たち3人を絡めたかったんですよね。
3人みたいな良い仲間と出会えてる成長したセフィロスとか、もうそれヴィンセントからしたら最高のご褒美な訳ですよ。
しかし、攻めの誕生日プレゼントは受けだよ！って話なのに、なんでこんなにエロさと無縁なんだろうな、私……作風です。いいんです、私はこういう話が好きなんだもん！！！
腐女子だとは思ってますが、書くものがどうにもズレてるので（これはFF4のほうもだけど）なんか世間一般と合わないんだよなぁ……こういうのもお好きだという方がいらっしゃったら嬉しいです。
何の本の時か忘れたけど、プロットを妹（オタク・腐女子）に話したら、それどこにBL要素あんの？って聞かれたことあるからな私ｗ
ほんと楽しくヴィンセフィ書けてすごく私自身嬉しかったです。
これで本も出せる気がしてきたので、来年ぜひエバクラ学園パロ本を出したいなと……！
あれエイプリルフールにお出しされた時から「保健医のヴィンセントどこですか!?」ってずっと言ってたからね、私。
神羅学園で保健の先生やってるヴィンセントとセフィロスの本出したい！っていうのが今の野望です。
ほら、また来年4月になったらきっと第二弾が来てしまうので……その前に捏造設定は書き残しておかないと。
頑張りますんで、またおつきあい頂けたら嬉しいです！
平行してFF4のほうも来年周年だから頑張りたくて。
今回一番大変だったのは、気を抜くと
①セフィロスの容姿の描写がセシルと被る
②ヴィンセントの口調がカインと被る
の2点でしたｗｗｗ
違う、それだとセシルだ……とか、これだとなんかカインっぽい……ってのが多発して大変でしたｗ
辞書代わりに結構AIを使ってるんですが、銀髪の描写に使えそうな単語出してって言ったら、一番最初に「月光」とか出てくるから、それはセシルなんだよ！！！！みたいな。
結局、月光は一回使ったな。
まぁ私が書いてるFF4（カイセシ）とFF7（セフィ受）の両方を読んでくださってる方はひっじょおおおに稀なので（いるにはいることは知っています、イベントでお声掛け頂いたことがあるので）、私のこだわりではあるんですが。
字書きなのでそこはこだわっていきたいです。
両立するとますます大変なことになるぞー！頑張れ私。
ということで、こんな戯言にまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
来年も！何か出来たらいいね！！！！（言うだけはタダ）
ということで、改めてヴィンセント誕生日おめでとう！
やっと昨日新衣装手に入れたけど、エバクラは誕生日に金チケくらい配ってくれｗ
あともうリメイクついでにザックス、セフィロスあたりは誕生日やら身長やらのプレイアブルキャラと同じレベルの設定作って公開してください……！
ずっと待ってる！まだリバースやれてないけど！！！（FFTクリアしたらやりますｗ）
それでは。
本当にお読み頂きありがとうございました！