あけましておめでとうございます！
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
もうちょっと……もうちょっと更新頻度を上げたいです。
以上、今年の抱負でした（笑）
初っ端から、新年の挨拶が三が日に間に合ってないですけどね！
松が取れるまでは正月だから、と主張する。
三が日何してたと言われたら、元旦は東京ドームで、あとはおせち突つきながら酒飲んでました。てへ。
おせちと酒の相性良すぎる。
さて、新年恒例の更新です！
「Brand-new Day【FF4/カイセシ】」 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6253832
4年越しで完結しました！
出来れば、順番はわりとどうでもいいんですけど、前の三本読んでから読んで頂けると幸い。
一応、作中の時系列は、
『祝杯』←無印本編直前
『Glorious Days』←TA直前、大晦日～元旦
『ゆめのつづき』←TA直前、2日の朝
で、今回の話がTA後のお正月です。
以下、あとがき的なネタバレ込みの話。
実は最初から連作にする予定ではなくて、特に『祝杯』は完全に単体の話のはずでした。
『ゆめのつづき』を書いた時に、「セシルの話だったので、来年はカインの話にしよう」とぼんやり思って、で翌年『Glorious Days』を書きました。それが去年ですね。
去年書き終わった時に、「この次の年はみんなそろって迎えられるんだなー、良かったなー、ああそうか、最初に戻るのか」と気付きました。
『祝杯』の中で、「来年も、ここでこうして、お祝いしましょうね」という台詞があって、当時は、これは回収されないフラグだと狙って意図的に入れた台詞だったんですが、十数年越しでもフラグを回収すればいいじゃん！と去年ものすごく開き直ったんですよね。よし来年はこのフラグ回収する話だ！決めて、今年ついに完結させました。
バロン組の関係は、TA後までで30年近い付き合いがあるわけで、様々な設定で、その一瞬一瞬を書くのも楽しいのですが、同じ時間軸で様々なエピソードを積み重ねた上での話を書くのが何より好きなのです。
どうしても長編にすると、何かしらの事件を起こさないとつまらなくなってしまうし、枚数の都合で削ったりすることも多いんですが、本当に何も起きずただ平和な日常を積み重ねていく、繰り返しなんだけれどそれが本当は一番幸せだよねっていう話が今回は書けていたらいいなぁと思います。
どうでしたかね？
書き上がってみたら、色々不幸な1年でメンタルぼっこぼこに凹んでるセシルさんを、ローザとカインが全力で慰める話、みたいになってましたが（笑）
でもほら、カインとローザの生き甲斐はセシルを甘やかすことだと思うので。問題ない。
この三人の関係は、カイン＋ローザ×セシルなんで。でもお姫様なのはローザ。カインとセシルは王子様じゃなくて騎士です。ここ大事。
あと、さりげなく随所にカイロザも突っ込めたので、私は満足です。
ローザに上着とか貸すのはセシルじゃなくてカインっていうこだわり。セシルはあんまりそういう空気読めない子。カインはかなりのフェミニスト。故にそうなる。
でもなんだかんだで最後は、けっこうカイセシっぽく終わったんじゃないかと。
赤い翼のくだりは、カインが隊長になるってここで決めるかどうかで悩んだんですが、あんなかんじになりました。春前くらいに、セシルが決断して、カインに飛空挺に乗ってくれないかって頼んで、春に発表される感じでしょうか。
どちらかと言えば、カインが自分から乗ってやるって言い出すパターンを今まで想定していた（そういうシーンを書いた本も出してるし）んですが、ゲーム本編のミストの村で、バロンを捨てるという決断をカインが誘導してセシル自身から言わせているあたりなんかを思い出したら、敢えてセシルから言わせるように仕向けるカインっていうのは有りかな、と思います。
そんなちょっとかっこよくて頼りになるカインにしてみました。
その辺のどさくさに紛れて、竜騎士団の顛末にさらっと触れてみたんですが、これ実はFF4書き始めたころから決めてあった設定です。
これまで書いた話、全部この設定です。
もっと詳しいいきさつとかは、いつか書こうと思っていて……今年こそ書きたいです。
……25周年までに書きたいって言ってる長編に入れるつもりだったので、これまで伏せてきたんですが。
いい加減その長編書けよ！っていう自分への鞭として、ちょっと書いてみました。
竜騎士団はカインが解散させたと私は思ってます。……セシルには出来ないと思うんだよね、絶対。
前の3本の話を受けて、というコンセプトで書いたら、なんか途中からすごい長くなってきてると薄々思っていましたが、気付けば長めのコピ本1冊分くらい書いてしまいましたよ。
三が日酒飲んでダラけてただけじゃなかったんだよ……！（元旦の夜から書いてたんですよ）
妙に酒飲んでるシーンが多いのは、私が飲んでたからかもしれないけど。
セオドアも飲んでますが、あの世界観なんでワインくらいは子供でも飲みますよ。
まぁ世界観と酒の話するなら、シャンパンじゃなくてスパークリングワインだろうとか、ツッコミ始めるとキリがありませんが（シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方産のスパークリングワインのことだからです。シャンパーニュ以外のスパークリングはシャンパンとは言わない）、語呂があまりよくなかったので、シャンパンにしちゃいました。
こういう細かいの、線引きが難しいんですよ……もともと西洋史オタクなんで調べたり悩んだり楽しいんですけども！
あんまり突っ込まないでやってください。ノリとイメージ重視。
何はともあれ、Web用に書き下ろしたのが1年振りだったので、読みにくかったらごめんなさい……横書きの原稿久しぶりだったよ……。
楽しんで読んで頂けたら嬉しいです。
さーて、明日で休みが終わるんですけれども！
ちびカイセシも書きたいー。
番外編的な感じで短いのをさくっと書こう、うん、書く。
『祝杯』でちらっとふれた、子供時代の部分を書きたいのです。
では明日またアップ出来ることを祈って！
キーボード打ちづらいぜええええ！！！！（Uが半死状態）