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明日は

スペースでお待ちしております!

とりあえず原稿書き終わったので、あとは製本です。
なんていうか、前半わりとこれ緩くないかも……?と思ったんですが。
後半が緩いというか、カイセシがなんか痴話喧嘩始めてみたりとか、なんだかとてもフリーダムです。
人前でそのやりとりはどうなんだ、いい大人のくせに。
と書いていて思いました。
楽しかった!


セオドア視点ということで、かなり前に出した『MyDear』と同じ設定になります。
在庫はまだ多少あったと思いますので、読んだことない方いらっしゃいましたら併せてよろしくお願いしまーす。

セオドア視点だとわりとカインさんがヘタレないことに気づきました。カインさん、セオドアのヒーローだからね!
が、セシルさんが行動を開始した途端に、なんかヘタレました。
ああ、いつも通りすぎる……


そんな本です。
明日どうやら雨みたいですが、よろしくお願いします!
では、準備に戻る……

掃除がしたい

……原稿しましょう。

ジレンマとの戦いです。
私は、いわゆるアレです、テスト前日に掃除を始める人なので。
原稿切羽詰まると、ものすっごおおおく掃除がしたくなります。

ほんっとーに薄い本になっちゃいますが、なんとか。
セオ→カイ×セシっぽいです。それをローザ様が高みの見物。

あ。
タイトルは『everyday life』だと思います
…表紙どうするかな……

最大の懸案事項は、あまりプリンタの調子が良くない可能性が。が。最悪、本文はコンビニコピーかな……
ほんっとプリンターが気まぐれなんですよね……夏コミ前日はホントにどうしてくれようかと思いました……
カラーは大丈夫なんだけど、どうもモノクロ刷ろうとすると機嫌を損ねる模様。

さて、コーヒー淹れたらまた頑張ろう。

さて

台風で会社行けないので、原稿しますw
決して原稿するために休んだわけではない…自宅近辺の土地が低いので冠水しちゃって駅に行けないのです。年に何度かあるので、すっかり慣れっこです。


表紙どうしようかなーと思いつつ、ひとまず先に文章書きます。
前々からやってみたかったセオドア視点の話です。

セシルとセオドア両方から迫られて困惑しまくるカインさんに、ローザ様が「どっちを泣かせても承知しないわよ(はーと)」って追い打ち掛ける展開とか楽しいだろうなー。
バロン王家平和すぎる。美味しい。

うわぁ……

ちょっと久しぶり過ぎました。生きてます。

とりあえずですね、来週のイベントのお知らせだけ出しときます。
えーっと、新刊はコピーになります。
たぶん、TAかな。
このタイミングでたぶんとか言ってるあたりで察して頂けるかと思いますが、まだほとんど手付かずでして……あああ。
新刊のまったくないイベントだけはどうしてもイヤなので、死んでもコピー本だけは出します。
遊びに来て頂けると嬉しいです。


いや、忙しさで言えば夏コミの時のほうが明らかに時間がなかったんですけど、実は(未だにあのスケジュールで新刊2冊出たのは奇跡だと思っているw)。
どっちかというと今は脳内に余裕が無くてですね。原稿以外の創作作業とか文章作成を多数抱えてまして。
萌えとは別の次元のものなので、原稿増えても大丈夫だろうと思ってたら、頭の中がちっとも整理できなくて、まっっっったくプロットすら立てられなくて自分でもちょっと吃驚しました……。
ゴメンナサイ。
来年2月のオンリーの時にはもう少し落ち着いているはずなので、そのときこそ必ず。一番余裕あるのは5月のスパコミだと思うので、来年の前半はまた頑張ります。

あ、ずるずるとここで書いてた小説のほうは、イベント終わったらまとめて出します。ごめんなさい。
とにかくイベント優先します。
……ぶっちゃけあれをコピ本で出せば良かったんじゃないかと思ったりしなくもないんですがw
セシルさんがあんまり出てこないんで、オフよりウェブかなーと思ってウェブで書いたんですけれども。意外と書いてみたらオフでも良かったな、と思ってしまった。
ウェブ再録はやらない主義なので、あれはあれでウェブ用に最後まで書こうと思います(だいたい書き終わってはいるし)。
余談ですが。
なんとなく周囲の話を聞いてると、小説読むの好きな人は、落ち着いて読める分、ウェブ再録は割と歓迎って意見が多いみたいなんですけど。
本にするとなると全面的に書き直さないとだめなんですよ、メディアの違いによるあれこれが原因で。
が、私は文体とか表現方法よりも、ストーリーそのものや設定にこだわりがある…というかそっちを練るのが好きな人なので、一度書ききった話を再度書き直すのがイヤなんですね。正直楽しくないからw
だったら新しいものを書きたいので、再録はやらない、という結論に至るのです。
実は夏に横書きの本を作ったのは、紙媒体で横書きってどういう効果が出るのかを試したかったからなんですけど、やっぱり横書きのままにするとしても、ウェブの文章をそのまま持ってくるのは無理があるなー、というのが試してみた結果だったりします。
横書きは横書きで独自の雰囲気が出て面白くはありますね。
横綴じもいずれやってみたいと思ってます。あとフルカラー本。
……趣味はと聞かれたら、本作りって答えた方がいいんじゃないと思う今日この頃。楽しいなぁ。

ということで、久々に日記書いたら長くなった。
とにかく、コピ本頑張ります。

明日から

TGSですね。
一度も行ったことないんですけど。
今年も行かないです、この連休は某所でお勉強。

TAがスマホに移植……どっちかというとリメイクになるのかな?するそうで、TGSで試遊出来るんだか体験版アプリが落とせるんだか(よくわかってない)、とりあえず出展があるみたいですね。
携帯版orPSP版のベタ移植じゃなくて、DS版みたいな3D化するみたいで、ちょっと吃驚した。
だからDS版がスマホで出たのかーと納得もした。
それなりに手をかけてもらえてるみたいなので、配信始まるの楽しみにしとこうと思います。
ゲームバランスとか変更あるんですかね?
私はTAはPSPでしかやったことないので(携帯アプリ版やWii版はやったことない)アレですけど、少なくともPSP版は裏ボスもたいして強くなかったんで、追加ボスとかいるといいのになーと思います。
さてどうなるか。
3D化なわけで、アニメとかもあるんですかね?ボイスは?とか気になる点は尽きない。
そうそう、シアトの続編だか完全版だかも出るみたいだし。
今年は割と玉があるな。
プレイする時間があるかはわからないけど、実はけっこう13好きな私はライトニングリターンズも買うつもりだし、発売時にタイミング逃して買わなかったブレイブリーデフォルトも完全版が出るそうなので、これも買う予定。
割とすくえにの良いお客さんです、私w

何はともあれゲームショー行く人は楽しんできてくださいー。
今年は職場でも周囲でも行くって人がいないんだよなぁ。


さて、なんかもう週一ペースになっちゃっててアレですが、前々回の続き。

「ここなら絶対見つからないよ」
 子猫をそっと胸に抱いたまま不安そうな顔をするローザに、セシルが頷いて言う。
「本当?」
 だいじょうぶなの?とこちらを見上げた彼女に、カインも大丈夫だと請け負ってやった。
 拾った子猫を連れ帰ったところで、カインもローザも家では飼えないことは理解していた。城に住むセシルもまた同様だ。
 結局、大人達には内緒で育てようと、森の奥に子猫の寝床を作ってやった。
 毎日、毎日、三人で子猫の様子を見に行く。
 けれども、そんな生活は、そう長くは続かなかった。

 
 あの時の子猫は結局どこへ行ってしまったのだろうか。
 銀色の子猫が、皿に入れてやった水をぴちゃぴちゃと舐める様子を眺めているうちに、懐かしい記憶を思い出した。兵学校に入る前、まだ幼い子供だった頃のことだ。
 ある朝、忽然と子猫は姿を消してしまったのだ。
 猫は気まぐれな生き物だから。
 自分にそう言い聞かせて納得しようとした。今思えば無理矢理な言い訳だ。
 幼かった自分を思い出して苦笑しながら思った。
 きっと、今目の前にいるこの銀の猫も、ある日突然にふっといなくなるのだろうな、と。
 そう考えておかなければいけない。
 まだ、猫と暮らし始めて十日にも満たないというのに。
 何年もずっと独りでいたはずなのに、それが随分遠いことのように思えた。
 
 子猫が砕いたビスケットを平らげるのを眺めながら、カインも手早く朝食を済ませると、外へ出た。
 ここではやることなど一つしかない。
 愛用の槍を手に、ひたすらに素振りをし、型をさらう。
 この山に来てから、一日たりと休んだことは無い。それが最早ただの意地でしかないことも、いつになれば終わりが来るのか見えないことも、気付いてはいたけれど、それでも技を磨くことだけはやめたくなかった。
 そこに嘘や偽りはない。それだけは確かだ。
 
 カインが外に出ると、子猫も後をついてくる。
 不思議なもので、カインが修行に励んでいる間、まったくこの幼い猫は邪魔をしない。
 武器を振るっている最中に、足元にじゃれつくこともなければ、大きな木の下で瞑想している間に膝に乗ってくることもない。
 少し離れた場所で毛繕いをしていることもあれば、まるで自分も修行をするのだとばかりに、木の幹で爪を研いだり、小さな虫を追いかけ回し小突き倒していることもある。
 かと思えば、陽当たりの良い岩の上で、丸くなって昼寝をしている日もあった。
 
 そんな風に、外では気ままに過ごす子猫は、何故か小屋に帰ってくると、カインの足元にじゃれついてばかりいる。
 椅子に座って考えごとをしていれば遠慮なく膝の上にも乗ってくる。
 ふわふわとした長めの銀色の毛を撫でると、ナァと小さく啼いてぱたりと尻尾を振る。
 やがて腹が減れば、食べるものが欲しいとミィミィと啼く。
 そして夜が更け、カインが粗末なベッドに入ると、程なく毛布の中に潜り込んでくるのだ。寝床は作ってやったのに、朝までそこで寝ていることはまずない。
 カインが眠りに落ちる直前、必ず隣に忍び込んでくる。目を開けて確かめるのも億劫だったが、隣に暖かい気配があるのは悪くはない。
 ただ、ひどく懐かしいと、寝落ちる寸前のぼんやりとした頭で、そう感じた。
 
 
 
「どこに行っちゃったんだろう……」
 不安そうな顔で幼いセシルが言う。
 子猫がいなくなった、あの朝だ。
 夢か、と思った。
「探してみよう」
 呼びかけたが、何故かセシルはこちらを見ない。
 カインの姿に気付かぬまま、セシルはあちらこちらを見回し、子猫を探す。
 やがてこちらに背を向け俯いた。
「……どうして、」
 ぽつりと零れた言葉は、もう子供の声では無くて、大人になったセシルの声だった。
 いつの間にか、セシルの後ろ姿はすっかり大人の姿になっていて、伸ばした銀色の髪がふわりと揺れる。
 すまない、と謝る言葉は声に出来ず、ただその背に腕を伸ばした。
 銀色の髪に顔を埋める。
 
「セシル」

 意を決して顔を上げ、名前を呼んだ。
 


「……ナァ」

 目の前に広がる銀の色は、懐かしい人のものではなくて、ただ似ている温もりだけが腕の中にあった。
 不思議そうにカインの顔を見上げる双眸は、記憶の中の人とは違って、蒼い色をしている。
 
「……すまない」

 夢の中で結局言えなかった言葉が、腕の中の銀色の子猫に向かって滑り落ちた。



ようやくセシルさんの名前が出てきたwww
あとタイトル出した。もったいぶったつもりはなかったんですが、割と普通のタイトルでスミマセン。
この話、あと2回で終わります。
正確には1回とエピローグかな。

幼馴染みトリオが猫拾った話は、もしかしたら来月の本に入るかもしれないです。
まぁ、今書いてるこの話と同時間軸の話かと言われると微妙ですけど。これはカイセシのつもりで書いてるますが、来月の本は、カイセシ本じゃないので。
どっちかというと、以前出した「けれど僕はその手で君に触れる」と同じ時間軸かなーとぼんやりと思って書いてます。


やばい気付けば1時過ぎてるw
明日は6時起きなのです。
おやすみなさい!

すっかり

オンリーの申し込みするの忘れてたwww
締め切りは来週ですけど、来週末の連休はずっと外に出てるので、その前に済ませとこうと思ってたことを忘れてました。
ということでサクッと申し込みしてきました。


……そろそろ真面目に原稿しなきゃまずいんじゃないかな。
ということにも気づきました。
あと一ヶ月じゃないかw

ファイル 355-1.png


カット絵はこんなの。
かっこいいセシルさんが描きたい気分だったので、こうなりました。
実は絵を描くならカインさんよりセシルさんのほうが描いてて楽しいです。もっとぶっちゃけると、ビジュアル的にはカインさんよりセシルさんのほうが好みだったりします。銀髪萌えなんだよね、そもそも私は。
しかし、カインさんが、2月に出した本の表紙とほっとんど同じポーズだったことに描き終わってから気付いたというw
カインさんの後ろ姿、ほんと好きです。なかなか上手く描けないのが悩ましい。

さて。
この絵、ちょっとイメージしている話があったりするので、短いのですが、よろしければ是非。


 ついにここまで来た。
 月の民の館に祀られていたクリスタルの力で、中心核へ続く地下の渓谷へと送られた。
 つい先ほどまでいた館の静けさとはまったく異なり、全身が重く異様な気配に包まれる。
 ここから地下深くに下りていけば、いったいどんな強大な魔が待ち受けているというのだろう。
 
 皆が多少の戸惑いを混じらせながら進む先を見つめる中、セシルが地に片膝を付き、跪いた。
 その姿をカインはちらりと振り返り立ち止まる。
 
 それは、大事な戦いや任務に出る前、必ずセシルがしている、ある種の儀式のようなものだろうか。
 跪き、掲げた剣に、祈りを捧げる。
 小さく口にするその言葉は、バロンに仕える騎士ならば、誰もが知る誓いの言葉だ。


『私は、偉大なるバロン王国とバロン王家に忠誠を尽くす騎士として、我が祖国の永遠なる繁栄のため、いかなる時もこの身とこの命を賭することを、この宣誓をもって誓います』


 初めて口にしたのは、騎士として叙任された日のことだ。
 それから何度も、何度も、閲兵式や、軍の式典、それ以外にも事あるごとに口にしてきた言葉だった。
 その言葉を、セシルはまるで大切な祈りのように唇に乗せる。
 カインもまた、同じ言葉を心の中で諳んじる。
 
 ゆっくりと、セシルが閉じていた瞳を開いた。
 
「……行くか」
「ああ」

 短く声を掛けると、力強く頷いたセシルが起ち上がる。
 
 そして肩を並べて、全ての元凶の元へ、歩を進めた。
 
 

ラスダン突入直後です。
誓いの言葉は考えててちょっと楽しかった。
アメリカの忠誠の誓いと、ドイツ軍の忠誠宣誓をモデルにしてます。

ちなみに、この小話は特にオンリーで出す本と関係はないです。
カット絵描きながら、こういうシーンを妄想していたので書いてみただけ。

猫の話も続き書いてあるので、近いうちにまた載せます。
こんなダラダラやるつもりではなかったのだがorz
ではまた。

おひさしぶりです

何が今週来週なんでしょうね。もう再来週だっての。
スミマセンでした、ちょっと仕事が忙しかったもので。
ようやく片付いたので平常運転に戻れるはず……と思いたいのですが。
仕事のおかけでやるはずのことがちっとも片付いてなくて、ちょっとマズイかなーと思い始めている今日この頃。
今年はこんな予定じゃなかったんだけどなぁ。


よし、こないだの続きいきます。
ちょっと短いです。予定の半分のところで切ってしまったので。

 よたよたと覚束ない足取りで子猫が後を付いてくる。
 そのまま振り切ってしまうことも当然出来た。後ろを振り返らずに、そのまま住処に帰れば良いだけのことだ。
 けれど、まるで幼い子供が親兄弟の後を追うかのように、懸命に自分の背を追ってくる小さな生き物を、結局は放っておくことが出来なかった。
「仕方がないな」
 ため息を吐きながら、ぬかるんだ泥水に足をとられてべたりと転んだ子猫を拾い上げる。

 遠い昔に、同じ言葉を口にしながら、地面に座り込んだ相手に手を差し伸べたことをふと思い出した。
 


 山の中腹にある粗末な小屋が、今のカインの住処である。
 大きな家で生まれ育ち、何ひとつ不自由することのない生活から一転、山籠りを選んだ訳だが、慣れてしまえばそう悪くはない生活だ。無論、快適とは程遠い暮らしだが、居心地は悪くはない。
 だからだろうか、帰り時を見失ってしまっていることに、薄々気付いてはいた。
 帰ったところで、そこに自分の居場所はあるのか。
 どちらにせよ確実なのは、帰らずとも、カイン自身もそして親しかった人々も、それぞれにちゃんと問題なく生きていけるのだという現実だった。


 
 思わぬところで道草を食ってしまったせいもあり、小屋に帰り着いた頃には、夜明けが近かった。
 雨はすっかり止んでいる。
 荷物を小屋の中に放り込むと、拾った子猫だけはそのまま床に置かず再度抱き上げると、川へと向かう。泥だらけの身体で歩き回られてはたまらない。

 川辺でブーツを脱ぎ、浅瀬に足を踏み入れる。そして、猫を洗おうと川の水に浸けようとした。
「こら、大人しくしろ……!」
 掌に乗せられるくらいの小さな身体なのだが、想像以上の力強さで必死に暴れるのだ。水が嫌いなのだろうか。
 だが、見逃してやる訳にもいかない。
「綺麗になってからでないと、中には入れてやらんぞ」
「……ナァ」
 散々暴れたが、それでも引かないカインについに子猫のほうが折れたのだろうか、小さく啼くとついに抵抗を諦めたらしい。カインの成すがままに、川の中に入れられた。

 水の中で、撫でるようにしながら、汚れた毛を洗ってやると、固まってこびりついた土や泥が溶けて流れて行く。
 時々、ミィと啼くが、最初のように暴れることはなかった。

 やがて、すっかり身体が綺麗になった子猫を、目の高さまで抱き上げる。
 それと同時にプルプルと子猫が身体を震わせた。水をたっぷり吸った毛から、水飛沫が飛ぶ。
 顔面に水を掛けられた格好になったカインが、抱き上げた子猫を睨め付ける。
「おい、お前」
「ナァ?」
 仕返しだとばかりに澄ました顔で子猫は啼く。


 
 すっかり泥や汚れが落ちて茶色の毛玉から元の姿に戻ったその子猫は、まるで月光のような白銀の毛の色をしていた。
 


本当にチラっとしかセシルさんが出てこないw(むしろ名前すら出てこない)
あ、最後にはちゃんとセシル本人も出てくる予定です。だいじょうう、たぶん。

考えてみれば雨の日に猫を拾うって一昔前の少女漫画みたいですねw
もうちょっとカインさんと猫の話が続きます。
ちなみに、カインさんは竜と話が出来る人なので、基本的に人間以外の生き物に対する垣根の低い人だと思ってます。
普通に動物とかに話し掛けちゃう人です。
そういう点で、意外とリディアと気が合ったりするんじゃないかと勝手に思ってます。……っていうか、私はカイリディ好きなんだ(実は私はカインさんとラスメンのカップリング、全部好物だったりします……誰と組ませてもそれぞれに味があって美味しい。ラスメン本出したい)


ではまた次回。
あ、次こそタイトル出します。

めっきり

涼しいですね、突然に。
秋が来た!とはあんまり思いませんがw きっとまたすぐに暑くなるに違いない。
で、今外は土砂降りの雨です。
涼しいけど湿気が凄いので結局冷房を使っている……

唐突ですが、数ヶ月前から書こう書こうと思っていた話を載せてみます。
雨の話なので、梅雨の頃に書こうとしてたんですけど、なかなか書き出せなくて、今頃書いてみました。




 雨の夜だった。

 人里から離れた森の中では、魔物同士の食い合いなど珍しくはない。
 また同様に、魔物が森に住む動物を狩ることも珍しくはなかった。
 だから常ならば、そんな光景を目にしたところで、足を止めることすらしなかった。
 下手に関われば、今度はこちらが標的にされる。森に住む魔物程度に後れをとることはないが、無用な命を奪う必要もない。そう考えていた。

 それなのに、なぜ、この時に限って足を止めてしまったのだろう。

 大型の鳥の姿をした魔物に、黒と茶色の斑に汚れた毛玉が突き回されていた。
 決して、助けようと思ったわけではなかった。
 両手にはそれなりの量の荷物を抱えてもいた。
 面倒だとすら思った。
 だが、抱えていた荷物を、雨に濡れぬよう大きな木の根元に置くと、小さくため息を吐いて腰に佩いた剣を抜く。飛行型の魔物ならば、いつも手にしている槍のほうが都合が良いのだが、町へ出向いた帰り道なのだから、仕方がない。

 ギャア!と一声高く啼いて、こちらを目掛けて急下降してきた魔物を、軽く跳躍し、地面に縫い止める。
 一撃で決着は着いた。
 魔物が動かなくなったことを確かめて剣を抜く。二、三度振って血を拭い鞘に収めると、つい先ほどまで魔物に小突かれていた毛玉がまだすぐそこにいたことに気が付いた。
 近付いてみるが、何故か逃げる気配もない。
 泥塗れの茶色の毛玉が、ニャァと小さく啼いた。

「……猫だったのか」

 思わず呟くと、再び毛玉のような子猫がナァと短く啼く。
 近くに親猫はいるのだろうか。

「命拾いしたな。もう喰われるなよ」

 子猫を見下ろしてそう言うと、少し離れた場所に置いた荷物を取りに行く。
 袋の中身は主に食料だ。修行と称して山籠りをしているが、時折、町まで下りることもある。もっとも最寄りの人里でも徒歩で半日はかかるのだが。生活に必要なものはだいたいそこで手に入れている。

 荷物を拾い上げ、踵を返した。
 よたよたと、さっきの子猫がこちらへ歩いてくるのが目に入る。
 さっさと立ち去ることは出来た。
 だが、荷物を抱えたまま立ち止まってしまったカインの足元に、歩いてきた子猫が擦り寄る。

「……俺はお前の保護者じゃないぞ」

 雨に打たれたまま、呆然とそう呟く。

「ニャァ?」

 小さく首を傾げて、まるでカインの言葉に返事をするかのように、三度子猫が小さく啼いた。
 



全部で、どうかな、4~5回くらいになると思います。
今週~来週くらいで載せていきます。載せた分しかまだ書いてませんが。
タイトルも決まってますが、次回で。今書いたら次回のネタバレになることに気付いたのでwww
一応、カイセシです。
一応ってなんだって話ですが、まぁ読めば明らかですが、カインさんin試練の山の話なので、セシルさんあんまり出てこないのです。
それでもよろしければ最後までおつきあいください。
あ、最後まで書き終わったらまとめて手直ししてピクシブに上げますので、一気に読みたい派の方はそれまでお待ちを。

それでは、とりあえず今日はおやすみなさい。

へろへろ

仕事が忙しすぎてもういやだ……!
二次元に行きたいです。

ちなみに二次元の世界、まぁようするに例えばゲーム内の世界に行けたとして、行けたら何するのかと言われれば、バロンの街の隅で細々と生きていければそれでいいかなーと。
で、陛下とかその親友とかの噂話を仕入れつつ(行けるならTA後が良いです)、噂を元にあれこれ妄想したりとか出来れば楽しかろうな、と。
……でもそれ、別に今、三次元でやってることと大して変わらなくないっけ?と思うわけです。
ということなので、私はこのまま三次元で生きていけば良いんです、きっと。
でも働きたくないー!


んで、冬コミの申し込みをしました。
一応カット↓。

ファイル 352-1.png

ちょっと前のコピ本の表紙の使い回しです、げふげふ。でもこの絵のカインさんは結構気に入っている。
色塗り(って言うのか?)はモノクロ用にやり直してます。
漫画は描かない(描けない)ので、コミスタとかのトーン貼りが出来るソフトを持ってないのです。
なので毎回フォトショで塗ってるんですけど、いまいちモノクロ用の絵はよく分かりません……完全に専門外だもんなぁ。
言い方を変えれば、誤魔化し方が分からないwww ので、アラが目立つなぁといつも思います。
そもそも色塗りと加工が好きなので、モノクロ絵あんまり楽しくないw
オンリー用のカット絵はちゃんと何か描き下ろそうと思います。サイズも大きいし。で、後でカラーにするんだー!

ごちゃごちゃファイルいじってたついでに、2~3ヶ月前に、ココに載せてた小話がひとつ放置したままだったことを思い出したので、ピクシブに放り込んでおきました。

「闇色の部屋 【FF4/カイセシ】」/「ムツキ」の小説 [pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2719770

R-18です。
セシルさんが一人でごにょごにょな感じ。暗くて病んでる話です。
読み返して思ったけど、やっぱり私はこういう病んでるセシルさんが好きみたいですw
そのうち暗黒騎士時代の話、がっつり書きたい。2月のオンリーあたりでしょうかねぇ。


あー、仕事なんかしないで小説書きたいなぁ……

あっという間

明日で夏休み終わりですよー。
春からずっと忙しかったので、夏コミ後はだらーっと過ごしてしまいました……やることはたくさんあったはずなのだが。そういうことするからあとあと忙しくなるんだよなーとは薄々気付いてはいますw

一番進んだのはゲームだろうか……逆裁5はクリアしました。
ナルミツ過ぎてお腹痛かったです。相変わらずの公式最大手。公式に勝てる気がしないので書く気がおきないというアレなカプです。
幼馴染み好きにはぜひオススメしたい。
御剣の登場時の最初の台詞が、「久しいな」だったんで、なんかもう大爆笑でした。幼馴染みの再会って、久しいなって言わなきゃいけない決まりでもあるのか(FF4TA参照)
追加シナリオが配信されたので、今、特別編プレイ中です。いちいち知人って言うのもう止めなよwwwと。逆にわざとらしいわ、お前らいい加減にしなさい、と思いますw

あ。
そーいう意味では、セシルさんとカインさん、常にお互い、相手のことを親友って言いますよね。
セシルさんなんて、ファブールのあのイベント直後でさえ、アレ誰?って聞かれて、僕の親友って答えるもんなー。
ディシディアのほうでも、序盤からこの二人が親友同士って知れ渡ってるぽいので、セシルさんが全部忘れちゃってるわけだから、カインさんが自分で周囲に話したんだろうし。
いろいろ含みはある割に、そういう基本的なところで離れられない関係なカイセシは可愛いなーと思います。


さて、夏休み最終日の明日はコンサート行ってきます、横浜。
FF6と9の曲聞きに行ってくるよー。
ここ数年、何故か夏コミ→ゲーム系音楽のコンサートが定着してしまっている不思議。
今年も楽しい夏休みでした。
世界陸上の走り高跳びとか棒高跳び見ながら、カインさんのジャンプ力について考察したりとか、ほんっとおおにまったりと過ごしました。
年末までまた頑張らねばー。
ひとまず、カット絵いい加減に描いてこようと思います。これだけは休み中にやらねば間に合わん……

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