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振り返れば

昨日、サイトのオフラインページを編集していて、ふとここまで何冊本作ったんだっけ?と思いまして。
ジャンル自体はFFにずっといるんですけど、扱ってる作品が変わったし、ここ2年ほどはずっと4で書いてますが、本編だったりTAだったりDDFFだったりするので、本に通し番号振ってないんですよね。
たしかそろそろ合同誌を含めればオフ本だけでも10冊は超えていたと思ったんですけど、コピ本含めると18冊になるみたいです。
驚いた。
オフ本が11冊、コピーが7冊になる模様。
作品別だと、
FF7で4冊(うち合同誌1冊)、ディシディアで5冊(うち合同誌2冊)、FF4で9冊。
ディシディアはカイセシが2冊あるので、これもFF4と言えなくもないんですけど。
いずれにせよディシディア本はカイセシでない本にもカインとセシルを出しているので(それどころかカイセシ前提にしている本もある)、かなりの量、この二人を書いたことになるみたいです……なのに書く事が尽きない。
不思議だ……。
最初に書いたカイセシ本とか、今もここを見たりイベントに来てくださる方で読んだ事ある人っているんだろうか……デシムの直後に発作的に出したので、もう2年半ほど前になりますね。
一番最初に出したのに、甘さの一切ない、バッドエンド一直線というどうしようもない話でしたwww懐かしい。
ある程度数が溜ったらコピ本は再録本作ってもいいかなーと一瞬思ったんですが……コピ本はわりと挑戦というか試験的なものを書くことが多いので、まとめるとすっごいカオス……無理かもなぁ。

たまに昔作った本を読み返す事があるんですけど、さすがに7の頃の本なんかは、装丁が恥ずかしいですね!
文字組みひどいな!と思います。
が、どの本も(オフにせよコピーにせよ)、全力で作ったものなので、それぞれに思い出があって、中身もけっこう自分でも楽しんで読めたりします。
長編とか、ほんと、よく設定作ったよなーなんて自画自賛したりする。
『雪白の月』とかすごい好きです。あれはほんっとうにプロットをすごく細かく立ててあって、ゲームとかなり細かい部分まで一致させてあります。ディシディアはキャラが多いから各キャラの行動表みたいの作るんですけど、それがだいぶ凄いことになっていたはず。
そんなディシディアですが、来年、長編書きたいなーと思ってます。
今度はカインさん主体で。
前々から、セシルがなんで暗黒騎士にもなれるのか突き詰めたいって言ってたと思いますが、それに答えが見つかりそうな感触でして。また半年程度寝かせてネタを練るので、来年の夏くらいでしょうかねぇ……気の長い話ですw


さて、予告した通り、だいぶ前の続き載せます!
えーっと、前回が5、6個前の日記になると思います。

で、あと2回で終わると言いましたが、長くなったので今回含めてあと3回で……。
書き終わってますので、残りも明日・明後日で載せますね。
今週中にはピクシブにもまとめてアップしますので、もう前の話覚えてねぇよ!って人はそれまで待っててください……若干書き直したりもすると思うので。



「長老が、村までご足労頂きたい、とのことです」

 ミシディアからの使いだと言う魔導士の二人連れが尋ねてきたのは、拾った子猫と暮らし始めて一月半ほどがたった頃のことだ。
 こういった来客があることは、特に珍しいことでもない。
 この山に籠もるに当たって、ミシディアの長老に、一言断わりを入れてはいた。そのせいだろうか、時折、こうして使いの者が小屋を訪ねてくる。
 招来には出来る限り応じることにしていた。手強い魔物が出るので退治して欲しい、というような依頼をされることが多い。
 詳細はミシディアに行くまでわからないが、おそらく今回も似たような話になるのだろう。

「……支度をするから少し待て」
 そう返事をして、踵を返す。
 支度と言っても、大したことはない。
 装備さえ調えれば良く、食料やアイテム類の旅に必要なものはミシディアで用意されている。
「ニャァ」
 手早く武装を調えていると、足元に子猫が擦り寄って来た。
 共に暮らすようになって、一月半。拾った時は、掌に載るくらいの大きさだった子猫は、二回りほど大きくなっていた。
「……お前はどうする?」
 ほぼ確実に魔物退治になるとわかっている以上、連れて行くのは憚られた。
 元は野良猫だ。いや、今もカインが飼っているというわけではない。勝手に小屋に住み着かれただけだ。
 多少の食料を置いていけば、あとは勝手にするだろうか。
 
 小屋を出て、先導する魔導士達の後を追って山道を下っていく。
 そのカインの後を、子猫は必死になって追ってきた。
 じゃあな、と一声言い置いて小屋を出たカインを、最初はいつもの修練に出かけるだけだと思ったのだろう。
 だが、常とは異なり山を下る道を歩いて行く姿に、子猫なりに何か思うところがあったのだろう。
 慌てて、走って追いかけてきた。
 だが、やはり連れて行くわけにはいかないのだ。
 下手に構い立てるよりは、放っておく方が良い、そのうち小屋に帰るなりするはずだ、とそう思った。
 しかし子猫は諦めない。
 追いついたカインにまた置いて行かれると、走って追いかける。よたよたと歩きそしてまた距離が広がると駆け出す。
 何度も何度もそれを繰り返し、ついに山の麓に辿り着いた時、結局折れたのはカインの方だった。
 
 ひとつ大きく嘆息するとカインは子猫をつまみ上げ、背負っていた荷袋の上に載せる。
 前を歩いていた魔導士達が振り返った。若い女性の白魔導士と、壮年の男性の黒魔導士の二人組は、長老から厳命されているのだろう、余計な事は何一つ口にしない。
 だが特に白魔導士のほうは、追いかけてくる小さな猫がかなり気になっていたらしい。
 カインが猫をすくい上げるのを見て、安堵したように小さく微笑んだ。
 山の入り口には3羽チョコボが繋いであった。
 彼らはチョコボを駆ってミシディアの街を目指す。
 
 街についたら、そこで子猫を置いていこうとカインは思っていた。
 山奥の誰もいない場所に置き去りにするよりは、街中のほうがまだマシかもしれない、そう考えることにした。
 ミシディアは故郷バロンほどではないにせよ、それなりに大きな街だ。裏路地に入れば野良猫などの姿も多く見る。
 まだ幼い子猫だが、生きていくには十分だ。
 自分も長老からの依頼が済めば、報告のため一旦ミシディアには立ち寄る。
 その時にまた子猫と縁があり、子猫がそれを望めば山へ一緒に帰っても良いだろう。

 この猫は、決して自分の飼い猫などではない。
 共に生きる相手など、それがたとえ人間でなくとも、今更望むつもりはなかった。
 
 
 
 ミシディアの街へ到着する少し前から、雨が降り出していた。
 徐々に雨足は強くなり、街へ到着する頃にはすっかり土砂降りの雨になっていた。
 時刻は夕刻にはまだ少し早い時間だ。だが、悪天候のせいか、空は薄暗く、街は暗く沈んでいた。
 長老の住む館の前で、カインは子猫を地面に下ろした。
「お前は中には入れない。ここで待っていろ」
 石段の上に座った子猫にそう告げる。
 屋根があるから、雨を凌ぐには十分だろう。
 ナァ、と銀色の猫が一声鳴いた。
 わかった、と返事をしたようだった。
 
 子猫と別れ、館に入る。
 さすがに雨の中を来たずぶ濡れの姿のまま、ミシディアの最高位たる長老に会うわけにはいかない。
 招いたミシディア側も当然、館に部屋を用意していた。そこで身なりを整えると、程なくやはり乾いたローブに着替えた魔導士達が迎えに来た。
 長老の待つ部屋に向かって廊下を進む。
 館には、主に魔導士たちの姿が多くある。
 この館にはカインも見知っている双子達も暮らしているはずだが、ここで一度も顔を合わせたことはなかった。おそらくは長老の采配なのだろう。 
 多くの魔導士達をすれ違う中、ふと一人の少女の姿が目を引いた。
 薄水色のドレス姿は、当然魔導士のものではない。
 どこかの貴族の家の令嬢だろうか、ここで魔導士以外の者を見かけるのは珍しい。
 そう思って何気なく振り返ったカインの目に映った蜂蜜色の長い髪がなびく後ろ姿は、記憶の底にしまった彼女の姿に少し似ていた。
 
「よく参られた」
 長老の待つ、館の中央にある部屋に入ると、ゆったりとしたローブ姿の老人が立ち上がる。
 呼びつけて申し訳ない、と言う長老に、自由な身なので気にしないでほしいと型どおりの言葉を返す。
 そしてすぐに、今回呼ばれた用件が切り出された。

 こうして長老と対面し、話をするのはすでに片手では足りない回数に及んでいる。
 だが、バロンに帰るつもりはないのか、という問いはおろか、修行の具合さえ長老に尋ねられたことはない。
 村に招かれた際に、晩餐を共にすることはある。だがそこで出る話は、当たり障りのない世界情勢についての話で、バロンはもちろん、エブラーナやファブール、ダムシアンの王達やその周囲の人々の話が出ることさえなかった。
 それもまた、長老の気遣いだったのだろう。
 カインが長老からの依頼を断らない理由も、そこにあった。
 おそらく、カインが俗世のすべてとの関係を断ってしまわないように、最低限の繋がりを残してくれている。それは理解できたし、その気遣いは決して居心地の悪いものではなかったからだ。
 
 長老の依頼は、カインの予想通り、とある村の近くに大型の魔物が出るので退治してもらいたい、というものだった。
 確定はしていないが、どうやら魔物の正体は、ドラゴンらしいという話があるのだという。ドワーフ達の住む地底ではドラゴンが出ることも珍しくはないが、地上では非常に稀なことだ。
 試練の山まで使いに来た、白魔導士と黒魔導士をサポートにつけるので連れて行ってくれて構わない、とのことであった。
 相手が竜であれば、戦わずに住処へ返してやることも出来るかもしれない。
 だが、魔物が竜でなかった場合や、竜であったとしても戦いが避けられない場合も考慮し、魔導士達のサポートは有難く受け入れることにした。
 明朝出立しようと決め、カインは長老の元を辞した。
 
 今後の予定も立ったところで、カインは与えられた部屋ではなく、館の外へと向かう。
 子猫とはここで別れなければならない。せめて街の中心地まで連れて行って置いてくるべきだろうか。
 いずれにせよ、先ほどカインは子猫にここで待つように告げている。
 子猫がその場所で待っていることを、カインは疑いもしていなかった。


えーっと、カインさんin試練の山については、私の中ではいろいろと考えてある設定がありまして。
いつか書く予定の超長編に入れたいので細かくは伏せますが、まったく山を下りていないということはないと思ってます。
生活の都合もあるので、たまに近く(と言っても山からは最低半日は歩く)の村に買い物に行ったりとか。
ミシディアからは今回書いたみたいに、たまに使いの人がやってきます。で、カインさんは魔物退治なんかしてます。その謝礼を少しだけもらって、それを生活の糧にしてるっていう設定。実家の資産はまったく持ち出してないので。
TAでミシディアの長老がカインさんが山にいることは確信してるみたいだったので、こういう裏事情があってもいいかなーと思います。
ポロムを使いに出したのは、いつもの魔物退治じゃなくて緊急事態だってことをカインさんに解ってもらいたかったから、なんですね。でもポロムが会ったのは悪カインさんのほうなので以下ゲーム参照。
ついでに言うと、カインさん、山籠り中に、エッジとは何度か会ってます。リディアとも会ってるかもね(これはまだ自分の中では決定はしてない)。
逆にセシルとローザとは一度も会ってません。
あと、さらについでだけど、私はセオドアがセシル達の子供だと言うことにカインは気付いていたと思ってます。少なくとも、バロンの王子の名前がセオドアだということは知ってたと思う。ある程度バロンや世界の情勢を情報としては仕入れてたという前提でTAは書いてます。
ゲーム中、バロン城でセオドアが両親の名を口にしてカインが驚くシーンがありますが、あれはセシル達の子供だったことに気付いて驚いたんじゃなくて(攻略本のスタッフインタビュー読む限りはこっちが正解みたいですけどね)、それまでずっと自分の正体を隠していたセオドアが王子だということを明かしたということに驚いたんだと解釈しています。
セオドアが自分の身分を隠したがる心境を、ファザコン同盟のカインさんはよく理解してたと思うのでw

……とまあ、そんなこまかーい話をそのうちちゃんと本にしたいです……どうしても書きたいセシルさんとカインさんの話で、軽く30年分の話なので、ほんっと長いんだよね……。
ざっくりした大筋を人に語ったことがあるんですが、感想は一言「それどこがカイセシ?っていうかホモはどこ?」と言われましたwww
ぼちぼち準備して、FF4が25周年迎える頃までには完成させたいと思ってます……年単位の計画だな。

ほっとくと話がどんどん逸れますね。
それではまた明日!

さむい。

台風だなんだと言ってるうちにめっきり寒くなりましたねー。
今日は昼間っから自室が寒くて仕方ないと思っていたら、隣の部屋の窓が全開だったいう。
台風もたいしたことなくて良かったですね。
明日はスパークですしねー。イベントの日はやっぱりお天気良いほうがいいですよね、ほんと。
ちなみにスパークは一般でも行かないので、明日はおとなしくおうちで作業に没頭します……出かけても図書館くらいかな。

で、サイトのオフラインページに、先週のイベントの本とか、今後の予定なんかをいろいろあげておきました。
新刊がコピ本だけだったので微妙な気もしますが、在庫が多少あるのでよろしければ是非。もうイベントには持って行かないと思いますし。
で、イベントの予定についてですが。
年内は当選していれば冬コミ。
来年は2月のオンリーに出て、5月スパコミが恒例になってますが、3月に春コミも今年は出るかもしれないです。
今の生活だと、春が一番時間が作りやすいので、出れる時に出ようかなーと。


あと、先週イベントでポスターにしてた絵をピクシブに載っけたりしてます。

Halloween【FF4】 by ムツキ on pixiv


時期が時期だったので、ハロウィン絵です。
本買ってくださった方にはカードにしてお配りしてました。
妙に字が多く入っているのはその名残ですw先週はサークル名とかスペースNoが書いてありました。
コウモリ作りながら、封印の洞窟で出るコウモリ×6体は吸血が地味に鬱陶しいよね、とか思ったり。
私の攻略手順だと、封印の洞窟2往復することが多いんですよ。
だいたいレベル30過ぎで到達するので、1回めはドアを倒しつつローザがレビテト覚えるまでレベル上げ、レビテト覚えたら幻獣の洞窟行って包丁イベントのフラグ立てて、その後もう一度封印の洞窟に戻ります。
封印の洞窟は最後が楽しすぎるので、その脳内シミュレーションだけでおなかいっぱいになるw2往復しても全然苦にならないwww


過去に作ったポスターも字だけ抜いてサイトに載せたいなーとは思ってるんですけどねー。
本の表紙とは同じイラストですけど、加工を変えることが多いので。
その前にサイト自体をリニューアルしたい……したい。だいぶ前から言ってる気が。


ということでお知らせ諸々でした。
明日あたり、例の小説の続きあげようと思ってます。

おつかれさまでした!

オンリーイベントお疲れ様でした!
雨だし寒いしでなかなかハードなお天気でしたが、遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました。


スマホ版TA楽しみだよね、でもスマホじゃやりにくいからタブレット買わなきゃだめかな、なんて話が多かったなぁ、今日は。
零式のほうもスマホで新作が出るので、零式好きの方々もタブレット検討とかみんな言ってたなぁ。
年末というか来月あたりにはVITAも買うつもりだし、悩ましいところですよねぇ……ちょうど今使ってるスマホがそもそも買い換え時期なんですよねー……ますます悩ましい。
悩ましいと言えば、竜騎士(カインさんかどうかがとても微妙なライン)のフィギュアが出るよね、という話もちらほらしたなぁ。そしてみんなカイン確定じゃないけどとりあえず一体は買っとく!と断言するwwwさすがすぎるwww

たくさんお話も出来たし楽しかったです。
次は(冬は落ちると確信している)二月かなー。
今度こそちゃんと印刷所出す……!


では、戦利品を堪能しに行ってきます!

明日は

スペースでお待ちしております!

とりあえず原稿書き終わったので、あとは製本です。
なんていうか、前半わりとこれ緩くないかも……?と思ったんですが。
後半が緩いというか、カイセシがなんか痴話喧嘩始めてみたりとか、なんだかとてもフリーダムです。
人前でそのやりとりはどうなんだ、いい大人のくせに。
と書いていて思いました。
楽しかった!


セオドア視点ということで、かなり前に出した『MyDear』と同じ設定になります。
在庫はまだ多少あったと思いますので、読んだことない方いらっしゃいましたら併せてよろしくお願いしまーす。

セオドア視点だとわりとカインさんがヘタレないことに気づきました。カインさん、セオドアのヒーローだからね!
が、セシルさんが行動を開始した途端に、なんかヘタレました。
ああ、いつも通りすぎる……


そんな本です。
明日どうやら雨みたいですが、よろしくお願いします!
では、準備に戻る……

掃除がしたい

……原稿しましょう。

ジレンマとの戦いです。
私は、いわゆるアレです、テスト前日に掃除を始める人なので。
原稿切羽詰まると、ものすっごおおおく掃除がしたくなります。

ほんっとーに薄い本になっちゃいますが、なんとか。
セオ→カイ×セシっぽいです。それをローザ様が高みの見物。

あ。
タイトルは『everyday life』だと思います
…表紙どうするかな……

最大の懸案事項は、あまりプリンタの調子が良くない可能性が。が。最悪、本文はコンビニコピーかな……
ほんっとプリンターが気まぐれなんですよね……夏コミ前日はホントにどうしてくれようかと思いました……
カラーは大丈夫なんだけど、どうもモノクロ刷ろうとすると機嫌を損ねる模様。

さて、コーヒー淹れたらまた頑張ろう。

さて

台風で会社行けないので、原稿しますw
決して原稿するために休んだわけではない…自宅近辺の土地が低いので冠水しちゃって駅に行けないのです。年に何度かあるので、すっかり慣れっこです。


表紙どうしようかなーと思いつつ、ひとまず先に文章書きます。
前々からやってみたかったセオドア視点の話です。

セシルとセオドア両方から迫られて困惑しまくるカインさんに、ローザ様が「どっちを泣かせても承知しないわよ(はーと)」って追い打ち掛ける展開とか楽しいだろうなー。
バロン王家平和すぎる。美味しい。

うわぁ……

ちょっと久しぶり過ぎました。生きてます。

とりあえずですね、来週のイベントのお知らせだけ出しときます。
えーっと、新刊はコピーになります。
たぶん、TAかな。
このタイミングでたぶんとか言ってるあたりで察して頂けるかと思いますが、まだほとんど手付かずでして……あああ。
新刊のまったくないイベントだけはどうしてもイヤなので、死んでもコピー本だけは出します。
遊びに来て頂けると嬉しいです。


いや、忙しさで言えば夏コミの時のほうが明らかに時間がなかったんですけど、実は(未だにあのスケジュールで新刊2冊出たのは奇跡だと思っているw)。
どっちかというと今は脳内に余裕が無くてですね。原稿以外の創作作業とか文章作成を多数抱えてまして。
萌えとは別の次元のものなので、原稿増えても大丈夫だろうと思ってたら、頭の中がちっとも整理できなくて、まっっっったくプロットすら立てられなくて自分でもちょっと吃驚しました……。
ゴメンナサイ。
来年2月のオンリーの時にはもう少し落ち着いているはずなので、そのときこそ必ず。一番余裕あるのは5月のスパコミだと思うので、来年の前半はまた頑張ります。

あ、ずるずるとここで書いてた小説のほうは、イベント終わったらまとめて出します。ごめんなさい。
とにかくイベント優先します。
……ぶっちゃけあれをコピ本で出せば良かったんじゃないかと思ったりしなくもないんですがw
セシルさんがあんまり出てこないんで、オフよりウェブかなーと思ってウェブで書いたんですけれども。意外と書いてみたらオフでも良かったな、と思ってしまった。
ウェブ再録はやらない主義なので、あれはあれでウェブ用に最後まで書こうと思います(だいたい書き終わってはいるし)。
余談ですが。
なんとなく周囲の話を聞いてると、小説読むの好きな人は、落ち着いて読める分、ウェブ再録は割と歓迎って意見が多いみたいなんですけど。
本にするとなると全面的に書き直さないとだめなんですよ、メディアの違いによるあれこれが原因で。
が、私は文体とか表現方法よりも、ストーリーそのものや設定にこだわりがある…というかそっちを練るのが好きな人なので、一度書ききった話を再度書き直すのがイヤなんですね。正直楽しくないからw
だったら新しいものを書きたいので、再録はやらない、という結論に至るのです。
実は夏に横書きの本を作ったのは、紙媒体で横書きってどういう効果が出るのかを試したかったからなんですけど、やっぱり横書きのままにするとしても、ウェブの文章をそのまま持ってくるのは無理があるなー、というのが試してみた結果だったりします。
横書きは横書きで独自の雰囲気が出て面白くはありますね。
横綴じもいずれやってみたいと思ってます。あとフルカラー本。
……趣味はと聞かれたら、本作りって答えた方がいいんじゃないと思う今日この頃。楽しいなぁ。

ということで、久々に日記書いたら長くなった。
とにかく、コピ本頑張ります。

明日から

TGSですね。
一度も行ったことないんですけど。
今年も行かないです、この連休は某所でお勉強。

TAがスマホに移植……どっちかというとリメイクになるのかな?するそうで、TGSで試遊出来るんだか体験版アプリが落とせるんだか(よくわかってない)、とりあえず出展があるみたいですね。
携帯版orPSP版のベタ移植じゃなくて、DS版みたいな3D化するみたいで、ちょっと吃驚した。
だからDS版がスマホで出たのかーと納得もした。
それなりに手をかけてもらえてるみたいなので、配信始まるの楽しみにしとこうと思います。
ゲームバランスとか変更あるんですかね?
私はTAはPSPでしかやったことないので(携帯アプリ版やWii版はやったことない)アレですけど、少なくともPSP版は裏ボスもたいして強くなかったんで、追加ボスとかいるといいのになーと思います。
さてどうなるか。
3D化なわけで、アニメとかもあるんですかね?ボイスは?とか気になる点は尽きない。
そうそう、シアトの続編だか完全版だかも出るみたいだし。
今年は割と玉があるな。
プレイする時間があるかはわからないけど、実はけっこう13好きな私はライトニングリターンズも買うつもりだし、発売時にタイミング逃して買わなかったブレイブリーデフォルトも完全版が出るそうなので、これも買う予定。
割とすくえにの良いお客さんです、私w

何はともあれゲームショー行く人は楽しんできてくださいー。
今年は職場でも周囲でも行くって人がいないんだよなぁ。


さて、なんかもう週一ペースになっちゃっててアレですが、前々回の続き。

「ここなら絶対見つからないよ」
 子猫をそっと胸に抱いたまま不安そうな顔をするローザに、セシルが頷いて言う。
「本当?」
 だいじょうぶなの?とこちらを見上げた彼女に、カインも大丈夫だと請け負ってやった。
 拾った子猫を連れ帰ったところで、カインもローザも家では飼えないことは理解していた。城に住むセシルもまた同様だ。
 結局、大人達には内緒で育てようと、森の奥に子猫の寝床を作ってやった。
 毎日、毎日、三人で子猫の様子を見に行く。
 けれども、そんな生活は、そう長くは続かなかった。

 
 あの時の子猫は結局どこへ行ってしまったのだろうか。
 銀色の子猫が、皿に入れてやった水をぴちゃぴちゃと舐める様子を眺めているうちに、懐かしい記憶を思い出した。兵学校に入る前、まだ幼い子供だった頃のことだ。
 ある朝、忽然と子猫は姿を消してしまったのだ。
 猫は気まぐれな生き物だから。
 自分にそう言い聞かせて納得しようとした。今思えば無理矢理な言い訳だ。
 幼かった自分を思い出して苦笑しながら思った。
 きっと、今目の前にいるこの銀の猫も、ある日突然にふっといなくなるのだろうな、と。
 そう考えておかなければいけない。
 まだ、猫と暮らし始めて十日にも満たないというのに。
 何年もずっと独りでいたはずなのに、それが随分遠いことのように思えた。
 
 子猫が砕いたビスケットを平らげるのを眺めながら、カインも手早く朝食を済ませると、外へ出た。
 ここではやることなど一つしかない。
 愛用の槍を手に、ひたすらに素振りをし、型をさらう。
 この山に来てから、一日たりと休んだことは無い。それが最早ただの意地でしかないことも、いつになれば終わりが来るのか見えないことも、気付いてはいたけれど、それでも技を磨くことだけはやめたくなかった。
 そこに嘘や偽りはない。それだけは確かだ。
 
 カインが外に出ると、子猫も後をついてくる。
 不思議なもので、カインが修行に励んでいる間、まったくこの幼い猫は邪魔をしない。
 武器を振るっている最中に、足元にじゃれつくこともなければ、大きな木の下で瞑想している間に膝に乗ってくることもない。
 少し離れた場所で毛繕いをしていることもあれば、まるで自分も修行をするのだとばかりに、木の幹で爪を研いだり、小さな虫を追いかけ回し小突き倒していることもある。
 かと思えば、陽当たりの良い岩の上で、丸くなって昼寝をしている日もあった。
 
 そんな風に、外では気ままに過ごす子猫は、何故か小屋に帰ってくると、カインの足元にじゃれついてばかりいる。
 椅子に座って考えごとをしていれば遠慮なく膝の上にも乗ってくる。
 ふわふわとした長めの銀色の毛を撫でると、ナァと小さく啼いてぱたりと尻尾を振る。
 やがて腹が減れば、食べるものが欲しいとミィミィと啼く。
 そして夜が更け、カインが粗末なベッドに入ると、程なく毛布の中に潜り込んでくるのだ。寝床は作ってやったのに、朝までそこで寝ていることはまずない。
 カインが眠りに落ちる直前、必ず隣に忍び込んでくる。目を開けて確かめるのも億劫だったが、隣に暖かい気配があるのは悪くはない。
 ただ、ひどく懐かしいと、寝落ちる寸前のぼんやりとした頭で、そう感じた。
 
 
 
「どこに行っちゃったんだろう……」
 不安そうな顔で幼いセシルが言う。
 子猫がいなくなった、あの朝だ。
 夢か、と思った。
「探してみよう」
 呼びかけたが、何故かセシルはこちらを見ない。
 カインの姿に気付かぬまま、セシルはあちらこちらを見回し、子猫を探す。
 やがてこちらに背を向け俯いた。
「……どうして、」
 ぽつりと零れた言葉は、もう子供の声では無くて、大人になったセシルの声だった。
 いつの間にか、セシルの後ろ姿はすっかり大人の姿になっていて、伸ばした銀色の髪がふわりと揺れる。
 すまない、と謝る言葉は声に出来ず、ただその背に腕を伸ばした。
 銀色の髪に顔を埋める。
 
「セシル」

 意を決して顔を上げ、名前を呼んだ。
 


「……ナァ」

 目の前に広がる銀の色は、懐かしい人のものではなくて、ただ似ている温もりだけが腕の中にあった。
 不思議そうにカインの顔を見上げる双眸は、記憶の中の人とは違って、蒼い色をしている。
 
「……すまない」

 夢の中で結局言えなかった言葉が、腕の中の銀色の子猫に向かって滑り落ちた。



ようやくセシルさんの名前が出てきたwww
あとタイトル出した。もったいぶったつもりはなかったんですが、割と普通のタイトルでスミマセン。
この話、あと2回で終わります。
正確には1回とエピローグかな。

幼馴染みトリオが猫拾った話は、もしかしたら来月の本に入るかもしれないです。
まぁ、今書いてるこの話と同時間軸の話かと言われると微妙ですけど。これはカイセシのつもりで書いてるますが、来月の本は、カイセシ本じゃないので。
どっちかというと、以前出した「けれど僕はその手で君に触れる」と同じ時間軸かなーとぼんやりと思って書いてます。


やばい気付けば1時過ぎてるw
明日は6時起きなのです。
おやすみなさい!

すっかり

オンリーの申し込みするの忘れてたwww
締め切りは来週ですけど、来週末の連休はずっと外に出てるので、その前に済ませとこうと思ってたことを忘れてました。
ということでサクッと申し込みしてきました。


……そろそろ真面目に原稿しなきゃまずいんじゃないかな。
ということにも気づきました。
あと一ヶ月じゃないかw

ファイル 355-1.png


カット絵はこんなの。
かっこいいセシルさんが描きたい気分だったので、こうなりました。
実は絵を描くならカインさんよりセシルさんのほうが描いてて楽しいです。もっとぶっちゃけると、ビジュアル的にはカインさんよりセシルさんのほうが好みだったりします。銀髪萌えなんだよね、そもそも私は。
しかし、カインさんが、2月に出した本の表紙とほっとんど同じポーズだったことに描き終わってから気付いたというw
カインさんの後ろ姿、ほんと好きです。なかなか上手く描けないのが悩ましい。

さて。
この絵、ちょっとイメージしている話があったりするので、短いのですが、よろしければ是非。


 ついにここまで来た。
 月の民の館に祀られていたクリスタルの力で、中心核へ続く地下の渓谷へと送られた。
 つい先ほどまでいた館の静けさとはまったく異なり、全身が重く異様な気配に包まれる。
 ここから地下深くに下りていけば、いったいどんな強大な魔が待ち受けているというのだろう。
 
 皆が多少の戸惑いを混じらせながら進む先を見つめる中、セシルが地に片膝を付き、跪いた。
 その姿をカインはちらりと振り返り立ち止まる。
 
 それは、大事な戦いや任務に出る前、必ずセシルがしている、ある種の儀式のようなものだろうか。
 跪き、掲げた剣に、祈りを捧げる。
 小さく口にするその言葉は、バロンに仕える騎士ならば、誰もが知る誓いの言葉だ。


『私は、偉大なるバロン王国とバロン王家に忠誠を尽くす騎士として、我が祖国の永遠なる繁栄のため、いかなる時もこの身とこの命を賭することを、この宣誓をもって誓います』


 初めて口にしたのは、騎士として叙任された日のことだ。
 それから何度も、何度も、閲兵式や、軍の式典、それ以外にも事あるごとに口にしてきた言葉だった。
 その言葉を、セシルはまるで大切な祈りのように唇に乗せる。
 カインもまた、同じ言葉を心の中で諳んじる。
 
 ゆっくりと、セシルが閉じていた瞳を開いた。
 
「……行くか」
「ああ」

 短く声を掛けると、力強く頷いたセシルが起ち上がる。
 
 そして肩を並べて、全ての元凶の元へ、歩を進めた。
 
 

ラスダン突入直後です。
誓いの言葉は考えててちょっと楽しかった。
アメリカの忠誠の誓いと、ドイツ軍の忠誠宣誓をモデルにしてます。

ちなみに、この小話は特にオンリーで出す本と関係はないです。
カット絵描きながら、こういうシーンを妄想していたので書いてみただけ。

猫の話も続き書いてあるので、近いうちにまた載せます。
こんなダラダラやるつもりではなかったのだがorz
ではまた。

おひさしぶりです

何が今週来週なんでしょうね。もう再来週だっての。
スミマセンでした、ちょっと仕事が忙しかったもので。
ようやく片付いたので平常運転に戻れるはず……と思いたいのですが。
仕事のおかけでやるはずのことがちっとも片付いてなくて、ちょっとマズイかなーと思い始めている今日この頃。
今年はこんな予定じゃなかったんだけどなぁ。


よし、こないだの続きいきます。
ちょっと短いです。予定の半分のところで切ってしまったので。

 よたよたと覚束ない足取りで子猫が後を付いてくる。
 そのまま振り切ってしまうことも当然出来た。後ろを振り返らずに、そのまま住処に帰れば良いだけのことだ。
 けれど、まるで幼い子供が親兄弟の後を追うかのように、懸命に自分の背を追ってくる小さな生き物を、結局は放っておくことが出来なかった。
「仕方がないな」
 ため息を吐きながら、ぬかるんだ泥水に足をとられてべたりと転んだ子猫を拾い上げる。

 遠い昔に、同じ言葉を口にしながら、地面に座り込んだ相手に手を差し伸べたことをふと思い出した。
 


 山の中腹にある粗末な小屋が、今のカインの住処である。
 大きな家で生まれ育ち、何ひとつ不自由することのない生活から一転、山籠りを選んだ訳だが、慣れてしまえばそう悪くはない生活だ。無論、快適とは程遠い暮らしだが、居心地は悪くはない。
 だからだろうか、帰り時を見失ってしまっていることに、薄々気付いてはいた。
 帰ったところで、そこに自分の居場所はあるのか。
 どちらにせよ確実なのは、帰らずとも、カイン自身もそして親しかった人々も、それぞれにちゃんと問題なく生きていけるのだという現実だった。


 
 思わぬところで道草を食ってしまったせいもあり、小屋に帰り着いた頃には、夜明けが近かった。
 雨はすっかり止んでいる。
 荷物を小屋の中に放り込むと、拾った子猫だけはそのまま床に置かず再度抱き上げると、川へと向かう。泥だらけの身体で歩き回られてはたまらない。

 川辺でブーツを脱ぎ、浅瀬に足を踏み入れる。そして、猫を洗おうと川の水に浸けようとした。
「こら、大人しくしろ……!」
 掌に乗せられるくらいの小さな身体なのだが、想像以上の力強さで必死に暴れるのだ。水が嫌いなのだろうか。
 だが、見逃してやる訳にもいかない。
「綺麗になってからでないと、中には入れてやらんぞ」
「……ナァ」
 散々暴れたが、それでも引かないカインについに子猫のほうが折れたのだろうか、小さく啼くとついに抵抗を諦めたらしい。カインの成すがままに、川の中に入れられた。

 水の中で、撫でるようにしながら、汚れた毛を洗ってやると、固まってこびりついた土や泥が溶けて流れて行く。
 時々、ミィと啼くが、最初のように暴れることはなかった。

 やがて、すっかり身体が綺麗になった子猫を、目の高さまで抱き上げる。
 それと同時にプルプルと子猫が身体を震わせた。水をたっぷり吸った毛から、水飛沫が飛ぶ。
 顔面に水を掛けられた格好になったカインが、抱き上げた子猫を睨め付ける。
「おい、お前」
「ナァ?」
 仕返しだとばかりに澄ました顔で子猫は啼く。


 
 すっかり泥や汚れが落ちて茶色の毛玉から元の姿に戻ったその子猫は、まるで月光のような白銀の毛の色をしていた。
 


本当にチラっとしかセシルさんが出てこないw(むしろ名前すら出てこない)
あ、最後にはちゃんとセシル本人も出てくる予定です。だいじょうう、たぶん。

考えてみれば雨の日に猫を拾うって一昔前の少女漫画みたいですねw
もうちょっとカインさんと猫の話が続きます。
ちなみに、カインさんは竜と話が出来る人なので、基本的に人間以外の生き物に対する垣根の低い人だと思ってます。
普通に動物とかに話し掛けちゃう人です。
そういう点で、意外とリディアと気が合ったりするんじゃないかと勝手に思ってます。……っていうか、私はカイリディ好きなんだ(実は私はカインさんとラスメンのカップリング、全部好物だったりします……誰と組ませてもそれぞれに味があって美味しい。ラスメン本出したい)


ではまた次回。
あ、次こそタイトル出します。

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